3Dプリンタールアーの魅力

ハンドメイドルアーの魅力。

それは自ら設計し、アクションを想像し、だれよりも釣れるルアー、自分にしか作れないルアーを

この世に生み出し自然界の魚と対話する喜び。

時代の変化がもらたした3Dプリンタールアーは、次世代ハンドメイドルアーだとおもう。

 

 

 

 

 

 

インクジェットプリンターが普及したあの時代、写真、年賀状、コピー等々が家庭できるようになった。

3万円台で高性能な3Dプリンターが購入できるようになった今、そのような時代の変化がもう目の前に来ている。

例えば自転車のオプションパーツや玩具の部品、家電やスマホグッズなどデータが流通されその利便性を享受できる

までになっている。この前流行ったハンドスピナーは、流行と同時にデータが流通した。

そんな流れがある一方、著作権の問題も注視しなければならない。

釣り業界、ルアー業界がより一層盛り上がっていくことを願う一人として、ルアーメーカーとの共存を願っている。

メーカが作るルアーは精巧で美しく耐久性があり安定的に釣れる。

自分3Dプリンターで作るルアーがそうではないことはないが、釣れるルアーのコピーを作らないとなると、設計やテストににとてつもない労力を使うことになる。

私たちは、絶対にメーカーのルアーコピーデータは流通させてはならないし阻止する役目がある。その前に、自分でルアーを作るという行為に、ものつくりの原点があってほしいと願う。

冒頭に話した通り、3dプリンタルアーはあくまでもハンドメイドルアーの延長であり、スピリッツがそこになくてはいけない。

3Dプリンターでルアーを作る楽しさは、簡単にいろいろなバリエーションのルアーを試せる楽しさにあると思う。

リップの角度、おもりの位置、ボディサイズ、アイの位置・・云々とルアーの動きや釣れる要素はそれぞれの掛け算で成り立っている。だからこそ作る楽しさがあり、釣る楽しさがあるのがハンドメイドルアーであり、3Dプリンターの存在でそれを容易にしてくれた。

私はいかにルアーメーカーと協業して面白いことができるかを考えたい。そしてより多くの子供たちにもどうやったら釣れるルアーが作れるのかという興味をもってどんどんと作り、生活の一部に”ものつくり”と”釣り”がある。そんな世界を夢見て。

1310 KF WORKS 三枝

 

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