金沢八景 ウィリー五目

17時に帰る。そう伝えて、渋滞にはまり、多少の魚を携え20時にかえり、それから魚を捌き、それから夕飯を作る。
あまりにも丸一日の釣りという行事が重なり、妻からももう少し早く帰ってきて欲しいと言われるように。
以前は平塚の庄三郎丸からの出船が多かったのである程度の時間の読みができていた。しかし、魚の味からすれば、やはり久里浜沖に近く速い海流にもまれた魚は美味しい。ということで、めっきり金沢八景の忠彦丸にお世話になる様になった。金沢八景といえば、つりバカ日誌で有名な船宿屋さんがあり、交通の便もよく、女性や子供にも優しいふねが用意されている船宿屋さんが多い。
そのかなでも忠彦丸さんは、船は勿論、カッパ、長靴、タオルの貸し出しもしており、竿も含めてカラフルで、良いものを貸しています。さらにバリアフリー船が導入されていたりと、沖釣りをスタンダードなものにする為に素晴らしい貢献をされていると思っている。
そして、今回、前述の問題を解決するために、半日船なるものを検討しようということになった。7:30出船、11:00沖上がり。これならば、渋滞に捕まらず、14:00前には家に帰れるかもという事なのである。まずは試してみようということで近所の友人(初心者)を誘って行ってみました。
朝は約一時間ほどで到着するのでわりとゆっくり。6:30に到着したかったので友人宅を5:15ごろ出発した。案の定道はガラガラで、途中コンビニによってきっちり6:30到着。
船座と受付をしに行くと、当日は2艘出しで、副船も7割埋まっていた(>_<)
辛うじて右ともに場所を確保し朝食を獲りながら友人の談笑。とてもユーモアのある友人なので、今日は何で笑わせてくれるのかもたのしみだ。
さて私の仕掛けは、バスロッドを使用。40号のびしということで、バス用のハードのファーストテーパーのロッドを使用。メガバスのF5-64SXにリョービVARIUS F200をセット。道糸はPE2号。汎用性があるが竿じりが短いため、テンションが掛かった巻き上げで左手首に疲労がたまりやすい。今回、大鯵のダブルヒットの時は、その理由とリールのハンドルの短さで両手ともキツかったのは確かだった。
つり場所は八景島沖35メーター。始めてーの合図のあと友人に一通りレクチャーして一投目。着底後シャクリを入れて、1.8mほど巻き上げて待つとすぐに、ごんごんと言う明確なあたり。ぐーっとハードクラスの竿がしなる。かなりの引き。一投目ということで慎重に上げてくる。見えた、鯵だ。でかい。船に上げると40センチを超えている。周りでもグイグイ絞り込まれている。いいおかずができたーとほっとしている間もなくすぐにあたり。同じくらいのサイズを追加。友人も何なくゲット。そんなラッシュが続くと思われたが、段々とあたりが限定の人にしか来なくなった。釣り方をきいてみると、ウィリーだけどシャクリ上げるのではなく、着底後少し浮かして少し待ち、そのあとゆっくりシャクって糸を巻かずに竿だけをゆっくり戻す、つまり仕掛けを上からコマセの中に入れる落とし込みにこう確率であたりが出るとのこと。やってみるとその通り。その後も数をポツポツと伸ばしてゆく。大型ばかりなので、鯵と言ってもかなりのボリューム。10匹を超えた所で余裕が出て来たので作って来た仕掛けを試し始める。まずは自作ウィリー。が、なぜかあたりが出ない(>_<)

後でわかったことだが、ビーズが無かったことで極端に反応が落ちた様だ。ビーズの威力にびっくり。ほぼ同じ仕掛けに、ぐにゃぐにゃのビーズをつけたやつにはあたりがでるのだ。次に先日購入してセットしておいたフィッシュダンサー、ルミックスダンサーなるものをウィリーの代わりにしたものを使用しようと(笑)。要はバケのサビキなので、一番下の針の餌がなくなっても誘いをしていれば食うはず。と入れてから何度かシャクったあとに、もう一度底まで落として誘い上げを試みた。すると”ガツン!!”という激しいあたり。かなり重く慎重に巻き上げると、ルミックスダンサーにがっしり針かかり。よいしょと上げようとした瞬間、一番下の針にも同じサイズのアジがかかっていることに気がつく・・・・が時すでに遅し。船べりに当たりオートリリース(*_*;
たぶん、激しいあたりはバケに反応したものと推定。結局それ以降は元のウィリーに戻したり、色を変えてみたりして遊んでいました。
がしかし、ぜいたくなもので、アジ以外がつりたいな~って何度か思っていたら、「本船から連絡で、沖の瀬でいい反応あるから来いって無線が入ったから向かいま~す。とアナウンス。ラッキーと思っていったん仕掛けを挙げました。移動開始!!すとーっぷ!!?
「すいません、北と南両方から大型船が横断するからそれ待ってるとかなり時間かかってしまうから、このままここでねばりましょう」と(--〆)まあ、連れていないわけじゃないから別にぶーたれることもないのだが、サバが食べたい。鯛やクロダイもいい釣果が出ていたみたいだからやってみたかったな~と。
起き上がりまでラスト1時間は、さっきと打って変わって中小型のアジがぽつぽつと上がってきて、フライ、ひものサイズにはちょうどかな~って思いながら釣っていました。
結局、実釣時間3時間で、40センチの大アジが6割で17匹。友人は12匹と二人合わせて29匹。
家に帰って宴会の食卓を飾るには十分な量を釣ることができました。
帰る途中、鯵だけ~と報告したら、
「今日帰り早いじゃん!でも鯵だけか~って反応( ..)φだって~」
が、家に帰り、大鯵を見た瞬間、鯵っていうから手のひらぐらいのがたくさんいるのかと思ったから残念がってたけど、これはすごい楽しみ!!!とテンション↑↑↑

結局、刺身、なめろう、塩焼き、たたき、フライ、一夜干し を作り 大量に食べまくりしました。
身は締まっているさすがの鯵。そして、この時期ならではの脂で、まあ美味しいこと美味しいこと。
これで半日で帰ってこれて割引券使って5000円は本当によい遊びだと感動。

これならいつ言ってきてもいいよ!!!!!って妻に太鼓判をいただきました。

2010年12月20日 | Posted in 船釣り | タグ: No Comments » 

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