続・極 サビキ学

こんばんわ。サビキさびお 再びです。さて、前回の続きです。お待たせでした。・・え・・待っていない(T_T)

河口と言っても荒川の河口は非常に流れが強い。上げ潮下げ潮に非常に影響を受け、オモリ30号でようやくとどまっていられるほどだ。なので、通常ぶっこみする時は、27号から30号のオモリを使うわけだが、まあよくゴミが絡む。

ある時、面白半分で述べ竿でイワシを釣っていたら、流れで浮き上った青イソメに大きなボラが追いかけてきた。面白そうだと思い、それから何度か述べ竿や磯ざおで脈釣りをしていたことがあった。餌の場所をコントロールしやすいように、おもりは中どおしオモリ8号ぐらいを付けて。でも釣れない。飽きたのでチョイ投げして広く探るために流れに乗せてスプールをフリーにしたまま100mぐらい流す。
すると驚いたことに、仕掛けを回収しようとすると、かなりの確率でフッコクラスがついているのだ。それからというもの、ぶっこみの置き竿の横に、半ふかせというのか、超軽いオモリに青イソメを房掛けにしたものをスプールフリーで流れに乗せる釣りが定番となった。


そうこうしているうちに、思春期になり一旦釣りはやめていた。
何が言いたいかと言うと、それが地元の釣りなんだということだ。地元に伝わるその地にあった釣れる仕掛け。それは偶然と言う必然にあり、漁師や釣り人を支えてきたものだ。サビキの話に戻る。最近はインチク、タイラバ、鯛かぶら、ひとつてんや、そんな伝統漁法を今風にアレンジした釣り方が全国でも流行りメジャーになってきている。



今まで釣りをしてきた人が普通に考えたら「そんなんで釣れるの?」と言いたくなるような釣り方でものすごい釣果を上げているのが現状だ。常識を覆す。というのが正しい言い方なのだろう。鯛かぶらなんてのは、一定速度で巻き上げるだけ。バスプロからしたら、ラバージグのただ巻き。しかも垂直に。というのはいかがなもんだろうと思ってしまう。しかし、それが伝統漁法なのだ。理屈よりも結果なのである。

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2011年01月05日 | Posted in サビキ | | No Comments » 

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