緊急対策「3Dプリンターマスクのデータ無料配布と販売」
※マスクデータダウンロードボタンは記事の下の方にございます!
今期の3Dプリンタールアー大会も、新型コロナの影響で全日程中止をせざるを得ない状況になりました。
非常に残念ですが、また秋の開催に向け新作ルアーなど準備を行っていきます。
さて、新作ルアーを作る!といっても設計している時間3Dプリンターは未稼働。何か打つものはないか?と考えていたら、一般だけでなく医療関係者もマスクが枯渇しているということで、マスクを作ってみようとなったわけです。
FBやTWITTERなどのSNSで発信をしたところ、様々な方々から応援とご要望をいただき、新作ルアーを作る時間もすべてマスク開発に費やしてきました。
3Dマスクといっても、3Dっぽい形状で打ち出すには、それなりの機種、スライサーの設定、所要時間、形状によるフィット感などハードルがあり、一般向けではないと思い、2Dから少し熱を加えて自分で自分の顔にフィットするよう形状成型するマスクにしました。
伸縮性の乏しいフィラメントに切り込みを入れ立体成型するのですが、どうしても「しわ」をどう処理すればいいかが課題でした。
行きついたところは”折り紙”。日本古来の立体造形技術ですね。
またまだ改良点はありますが、いろいろな派生バージョンが作られて、3Dプリンター所有者が輪になってこの緊急事態に貢献できればと思っています。
万が一、大量発注が来た場合、皆様のマシンで打ち出していただき買い取るという動きをさせていただくかもしれません。
その際はどうぞよろしくお願いいたします。
また、打ち出したマスクは、こちらではPLAタイプ(80度での変形)は300円(送料別) TRFタイプ(45度での変形)は500円(送料別)での販売可能です。
2つの素材の特徴としては、PLAタイプは粘りがあり低温時にも割れにくいです。
TRFタイプは低温時(43℃以下)で無理に曲げようとすると割れてしまうので気を付けてください。
販売サイトはこちらです。
ご自身で印刷される場合はPLAは 「PLA+」 「タフPLA」 「polymaker polymax」などが粘りがあって使いやすいです。
また、注目の素材、TRFですが、ユニチカさんが開発した低温で変形できるポリエステル樹脂プラスチックで、一般的な形状を3Dプリンターで作成した後、低温で微妙なフィット感を作るのに抜群の素材です。医療現場での自助具などでも今後飛躍的に活躍してゆく素材です!
その他、お問合せ等は下記のフォームからお問合せください。
データダウンロードはこちら↓(STLデータ)
“3Dプリンターマスク” をダウンロード mask13-v3.stl – 218 回のダウンロード – 454 KB
説明書はこちら↓
“3Dプリンターマスク 成型説明書” をダウンロード mask_make_manual_v2.pdf – 179 回のダウンロード – 3 MB
f3dデータ↓(改編データの共有や、販売展開時、この活動を紹介していただけたら幸いです)
“3Dプリンターマスク(fusion360 .f3d)” をダウンロード mask13-v4.f3d – 183 回のダウンロード – 1 MB
iptデータ↓(改編データの共有や、販売展開時、この活動を紹介していただけたら幸いです)
(調整中)
【ご利用に際してのお願い】
個人での利用、個人店舗での販売についてどうぞご自由にご利用ください。
大量生産の際はご一報いただけると嬉しいです。
データの販売(改編データ含む)は行えません。
改編データ、派生バージョンを共有していただけたら嬉しいです。
日本ではまだまだ3Dプリンター所有者は少ないですが、ないものをアイデアと工夫で実現できる魔法の機械が、これを機に広まってほしいとも思っています。(別にメーカーのものではありません・・)
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